理事長(任期:2019年6月から2年間)からのご挨拶
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国際私法学会会員各位
2014年6月に選任されて以来2期(3年間+2年間)理事長を務めて参りましたところ、2019年6月15日に名古屋で開催された総会で選任された理事による同日の理事会におきまして、理事長に再任されました。
2017年に新たに制定された「国際私法学会定款」は透明性の高いガバナンスを定めており、理事・監事の選任に当たっては会員からの意見が反映される手続がとられました。その理事により、定款第3条が定める当学会の目的、すなわち「日本における国際私法の研究及びその関係者の相互協力を促進し、あわせて国際的な国際私法学の発展を図ること」という目的を実現すべく、研究大会の企画・設営、『国際私法年報』の編集・刊行、ホームページ等を通じた情報の発信等の事業を推進して参ります。幸い、理事のうち、研究企画・雑誌編集・ホームページ運営・研究大会設営及び会計について分担して頂く執行理事(主任)としてご就任をお願いした方々には快くお引き受け頂きました。そして、前四者の事業を担当する執行理事(主任)のもとには委員会が設置され、会員のうち、それらの委員へのご就任をお願いした方々にも快くお引き受け頂きました。そして、心許ない理事長の仕事を助けてくれる理事長補佐にはご留任頂きました。これから2年間の国際私法学会の事業は、これらの方々により遂行されていくことになります(ホームページ上の名簿を参照下さい。)。理事長としてはこの人事により半分の仕事が終わったと思っております。
国際私法学の今後の発展につきましては、新しくご入会頂いていた方々を含む個々の会員の双肩にかかっており、学会ができること及びすべきことは個々の会員の研究及びその間の相互協力を促進することです。任期中、会員に少しでも国際私法学の発展に向けてプラスの効果があると感じて頂けるように学会を運営していく所存でございますので、何卒よろしくご協力の程お願い申し上げます。
2019年6月15日
理事長:道垣内 正人(どうがうち・まさと)
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